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お知らせ
2023.10.08お知らせ
第13回 海上操練 実施
先日、第13回目を数える海上訓練を生口島沖で実施しました。
訓練ではフェリー「夢運便」に乗組員や訓練参加者が乗船し、一緒に体験していただきました。
はじめに、ボートから釣り人が海に転落した人を救助する「海中転落者救助操練」を行いました。
水に浸かると自動的に浮き輪が膨張するレスキューエッグを投げた後、はしごを使い乗組員が転落者を引き揚げました。
続けて実施したのは、「車両火災操練」です。
乗船している車両から出火したと想定した訓練では、船内の消火器を使用した後、消火ホースで鎮火を行う訓練です。
無事、車両を鎮火し帰港した際には、参加者は船の消火器の使用体験を行いました。
消火器を初めて使う人がほとんどでしたが、使い方を知っているだけで初期消火の段階で鎮火できる可能性が高いでう。
こういった体験が今後活かせるかもしれません。
最後に、尾道消防瀬戸田分署の隊員らによるAEDを使用した「救命処置講習」がありました。
昔は限られた人しか使用できませんでしたが、現在は一般の人でも使えるよう規制が緩和され、救命活動を行えます。
訓練は海運業界だけでなく社会全体で必要な取り組みです。
可能な限り社内教育を重視し、海難事故防止に関する啓発活動を三光汽船では今後も積極的に取り組んで参ります。