NOTICE
お知らせ
2024.09.30お知らせ
第14回 海上操練 実施
9月28日(土) 生口島沖にて、
「第14回海上合同操練」を実施しました。
この訓練には、広島県・愛媛県4つのフェリー会社を
はじめ、地元瀬戸田高校の学生さんや地域住民
およそ60名の方にご参加いただきました。
はじめに、近くの釣り船から海に転落した人を
救助する「海中転落者救助操練」を行いました。
水に浸かると自動的に浮き輪が膨張する
「レスキューエッグ」という救命器具を投げ入れ、
はしごを使い転落者をフェリーへ引き揚げました。
瀬戸田高校の学生さんら参加者も投てきを体験し、
救助用具の使用法を学んでいただきました。
続いて、「車両火災操練」を実施しました。
乗船車両からの出火を想定し、
船内の消火器や消火用ホースで鎮火させました。
消火活動だけでなく、乗客への避難誘導も行い、
乗客の安全も確保しなければなりません。
参加者のみなさんには、
消火器やイマ-ションスーツなど
救命用具の着用体験もしていただきました。
最後に、因島消防署瀬戸田分署監修のもと
AEDを使用した「救命処置講習」を行いました。
現在、AEDが設置された施設も増え、
一般の人でも使えるように規制が緩和されています。
海上に限らず、陸上でもこういった状況に
いつ出くわすか分かりません。
咄嗟に落ち着いて判断・行動できるよう
日々の身支度が大切になります。
毎年行っている海上操練ですが、安全思想の構築は
乗組員はもちろん、地域社会一体となって取り組んで
いくものだと考えています。今後も、三光汽船なら
安全・安心だと言われ続けるよう、海上公共交通機関
としての責務を果たしてまいります。
海難事故に備えて訓練 フェリー会社の乗組員ら参加 「知識身につけておけばどこかで役立つ」(RCC中国放送) - Yahoo!ニュース